■滑らかな泡とミルクは他では真似のできないクォリティ
まず第一にお勧めしたいのが、デロンギの全自動エスプレッソマシンだ。「マグフィニカS」シリーズなら、本体後方の投入口に深煎りのコーヒー豆を入れ、水やミルクなどをセットした後はボタンを押すだけで、好みのエスプレッソやカプチーノなどを入れてくれる。
中でも注目なのが、10月初旬より発売が開始される「デロンギ マグニフィカ S カプチーノ スマート(ECAM23260SB)」だ。特許技術の「ラテクレマシステム」と、コーヒー好きの日本人のために、用意した「カフェジャポーネ」機能を合わせて搭載している。
ドリップコーヒーが飲みたい場合には、ダイヤルを回し「カフェジャポーネ」を選択。すると、しっかりとコーヒーを蒸らしながら抽出。エスプレッソならではのコクやうま味と、ドリップコーヒーのようなキレの良さを併せ持ったデロンギならではのレギュラーコーヒーが淹れられるのだ。
もちろん、エスプレッソやロングコーヒーなども淹れられる。また、たっぷり飲みたい人のため、ワンボタンで2倍抽出できる、「×2」ボタンも搭載。それぞれの異なったテイストを楽しむことができるのだ。
さらに同モデルで最大の魅力と言えるのが、「ラテクレマシステム」でつくった泡立ちミルクだ。ベルベットのような、きめ細かな泡と、ミルクが最も美味しくなる60~65℃のミルクを最適な配分で注ぎ、そこにエスプレッソを抽出。簡単に絶品の見応えのカプチーノが作れるのだ。いつも朝のコーヒーにミルクを入れて飲んでいたパートナーも、同モデルで入れたカプチーノ滑らかさに驚いていた。
最高のエスプレッソと最高のカプチーノ。それが全自動で淹れれられるのが、デロンギ マグニフィカ S カプチーノ スマート(ECAM23260SB)」の魅力といえるだろう。
■特別な日に特別なコーヒーが楽しめるカフェポッド
ビジネスが一段落した日や、久しぶりに家族が揃ってゆっくりできる日など、特別な日のリラックスタイムには、ちょっと特別なコーヒーを飲みたいもの。しかし、そのためにわざわざ出かけるのも無粋だ。
そんなときに是非使って欲しいのが、UCC上島珈琲が提案する「DRIP POD」だ。プロがゆっくりと蒸らしながら、淹れたスペシャリティコーヒーの味を手軽に再現した専用のコーヒーマシンで、世界中の農園でとれた美味しいコーヒーを手軽に楽しむことができる。
なかでもそんな特別な日のために用意しておきたいのが、スペシャリティコーヒーのポッドだ。DRIP PODで利用できるPODには、1つあたり100円以下で、日常使いできるディリーから、こだわりがつまったプレミアムなど、多くの種類が用意されている。
なかでも最高品質で特別なのが、スペシャリティのPODなのだ。このPODはすべて産地まで特定できるなど、スペシャリティコーヒーの条件をクリア。ハワイコナのUCC直営農園で産出された豆から、パナマ、ブラジルなど、特別な農園でとれたまさにこだわりのPODなのだ。
DRIP PODを利用すれば、これらを手軽に淹れることができる。コーヒーを淹れるための技術や特別な道具がなくても、最高の味わいが手軽に楽しめるのだ。
特別な日の一杯を楽しむために、是非、スペシャリティコーヒーのPODをとっておくといいだろう。
■ハンドドリップで淹れることも楽しむ
コーヒーの味だけでなく、淹れる行程も楽しみたいという場合、はやりハンドドリップにこだわりたいもの。お気に入りのコーヒー店で豆を購入し、自分で挽いて、挽き立てをハンドドリップする。こんな贅沢な時間はない。
最初はうまく淹れられないかもしれないが、淹れ続ければ、だんだん上手になっていくはず。そんな自分の成長もコーヒーを淹れる楽しみと言えそうだ。
ハンドドリップでコーヒーを淹れる場合に是非用意して欲しいのが、注ぎ口が細くなったケトル。細い注ぎ口から、少しずつお湯をコーヒー豆に注ぐことで、ゆっくりと蒸らしながら、コーヒーを淹れることができる。
お勧めはラッセルホブスの「カフェケトル7410JP」。たっぷり1.0Lを素早く沸かすことができ、細い注ぎ口で挽き立てのコーヒー豆にゆっくりとお湯を注ぐことができる。
フィルターは定番のペーパーフィルターでもいいが、ちょっとコク豊かで、豆の持つ脂分も抽出したいなら、メッシュフィルターを使いたい。ここではラッセルホブスとあわせて大石アンドアソシエイツが取り扱っているコレスの金メッキフィルターを使った。
ゆっくりと淹れたコーヒーは、プロが淹れた美味しさとはまた別の美味しさを味わうことができる。
いつもカフェで気軽に頼んでいるコーヒーだが、自宅で飲むときはちょっとこだわるとその時間が楽しくなる。最高に滑らかな至福のカプチーノや爽やかさ漂うスペシャリティコーヒーを心からリラックスできる自宅で手軽に楽しめる。これこそ、至福の時間と言えそうだ。
(文・写真/コヤマタカヒロ)
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